北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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味めぐり

上川管内の飲食店の自慢の1品を写真とともに紹介します。 2020年3月までの記事はこちら


ほうじ茶スノーボウル*焼き菓子店THOREAU(ソロー)=鷹栖町15線7号

香り広がる素朴な味

 道産バターやきび砂糖を使用した無添加のクッキーやケーキが並ぶ。「ほうじ茶スノーボウル」(3個入り、220円)は、口の中に入れるとほろほろと崩れ、ほうじ茶の香りが広がる。

 旭川市のカフェで店員として働いていた店主の川原未央さんが2021年に開店。鷹栖町の中心部から少し離れた丘の上にたたずみ、外観をカメラに収める観光客の姿も見られる。

 店名は19世紀の米国で森の中で暮らした詩人ソローにちなむ。「どこか懐かしさを感じるお店」がテーマで、米国の家庭や教会の雰囲気を再現した。

 道産イタドリのハチミツで香ばしく焼き上げた「フロランタン」(190円)も人気。町産のカボチャやニンジンといった地元野菜を使ったケーキも期間限定で販売している。川原さんは「素朴で優しい味わいを大切にしている。ぜひ買いに来てほしい」と話す。(大井咲乃)

 ◇営業時間 午前11時から午後5時。月、火、水、木曜定休。電話090・6442・5990。
(2023年1月26日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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