北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


幻想世界 闇夜に*層雲峡温泉*きょうから「氷瀑まつり」


 【層雲峡温泉】上川管内上川町層雲峡温泉の厳冬期の風物詩「第48回層雲峡温泉氷瀑(ひょうばく)まつり」(実行委主催)が1月28日に開幕した。27日には照明の試験点灯が行われ、大小30基の氷像が青や緑のライトで照らし出され、山あいの温泉街に幻想的な光景が浮かび上がった。

 今回のテーマは「トゥ・ザ・フューチャー」。実行委によると、コロナ禍を経て新たな未来を創造する思いを込めた。会場には、神殿や橋、ドーム形などの氷像が並んでいる。最大で高さ13メートルあり、会場全体を見渡せる展望フロアも複数設けた。

 27日の試験点灯に合わせて会場は一般開放され、観光客らが、写真を撮るなどして楽しんだ。旅行でマレーシアから訪れていた自営業のジェームス・クーさん(46)は「美しい光景に圧倒されました」と話していた。

 会期は3月12日までの午後5時~同9時半。入場時に協力金として大人1人500円を求めている。問い合わせは層雲峡観光協会、01658・2・1811へ。(小林健太郎)

 
【写真説明】試験点灯が行われ、色鮮やかな照明でライトアップされた層雲峡氷瀑まつりの会場(諸橋弘平撮影)
(2023年1月28日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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