北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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まちなかショールーム


第10回まちなかショールーム 旭川家具 ✖ 星野リゾートOMO7旭川

旭川家具 × 星野リゾート OMO7 旭川

旭川市内で一番背の高い建物といえば、星野リゾート OMO7 旭川です。

道外はもちろん海外からも多くの観光客が訪れるこのホテルでは、ホテルとその周辺を一つのリゾートと捉え、地域の個性を楽しんでもらうための様々な工夫が施されています。

その中でも旭川の主産業である旭川家具の魅力は、このパブリックスペースいっぱいに表現されていました。

家具の魅力を観光動機の一つにしたい

星野リゾート OMO7 旭川では、ホテルを訪れる方の旅の満足度を向上させたいとの思いから、地域全体を一つのリゾートとして捉えることで、「地域の魅力=ホテルの魅力」と考え、旭川家具の魅力を発信しています。

ラウンジである「OMOベース」には12を超える地元家具メーカーの製品を実際に利用可能。

入り口で目を惹く白樺のオブジェは北海道の森を表現していて、その奥にある家具が北海道の豊富な森林資源を活用して発展してきた歴史を感じさせます。

また、中央の大きなテーブルを取り囲むように配置された個性あふれる様々なチェアは、旭川家具が多数のメーカーによって切磋琢磨し合い、これまで品質を高めあってきた姿を象徴するような場所になっていて旭川家具の裾野の広さを感じます。

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ついつい長居してしまう使い心地を追求した家具たち
 旭川家具の特徴の一つである高いデザイン性は、見た目の美しさと、使う人の目線で考えた機能性を追求した結果であり、上質で居心地の良い空間を演出しています。
宿泊されるお客様の中には夜の時間帯も客室よりロビーで過ごす時間が長くなる人もいるほどだとか。
宿泊者以外にも誰でも利用可能なので、待ち合わせや休憩時間に利用することも可能。
どれをとっても座りやすいと評判で、実際に触れてみると形や表情も様々ですが、どれも品質は折り紙付き。きっとあなたのお気に入りの1点が見つかるはずです。

 

多くの方に家具作りのバックグラウンドも伝えていきたい

都市観光の新しい形を提案している星野リゾート OMO7 旭川では、まちと連携したディープな体験をお届けし、「旅のテンションをあげる都市観光ホテル」をコンセプトにされています。
まちと旅行者を繋ぐべく、周辺のグルメやカルチャーの体験ツアーを行なっているほか、旭川家具をホテル内で利用してもらうだけにとどまらず、家具作りそのものへ興味や関心を持ってもらいたいとの思いから、家具工場への見学の誘引や、家具作りで生じた端材を照明のインテリアデザインにも組み込むなど、バックグラウンドも伝えられるような工夫が盛り込まれていました。

旅行者はもちろん、地元の人でも訪れるたびにまちの新しい発見があるかも?

 

 

名   称: 星野リゾート OMO7 旭川

所 在 地: 北海道旭川市6条通9丁目

電  話: 0166-29-2777(宴会・レストラン予約)

駐 車 場: 35台(1,000円/泊)

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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