北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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まちなかショールーム


第9回まちなかショールーム メーベルトーコー × 焼鳥専門ぎんねこ

メーベルトーコー ×   焼鳥専門ぎんねこ

 

 

旭川名物といえば「新子焼き」。鳥の半身を素焼きにした旭川のソウルフードとして市内外から多くのお客さんが集まるお店が5・7小路ふらりーとの「焼鳥専門ぎんねこ」さんです。歴史を感じる建物の店先からは今日もじゅうじゅうと食欲をそそるタレの良い匂いが漂っています。
昭和25年創業の老舗「焼鳥専門ぎんねこ」では旭川の家具メーカー「メーベルトーコー」製のスツールを使用しています。

 

 

きめ細かな要望にも対応できることが地元メーカーの強み

三代目の久保さんは今年の3月に店舗内を拡大した際に、「新たに増えた部分でも既存の店舗と同じ雰囲気をお客様に楽しんでもらいたい」との思いから、先代の時から使ってきた同社のスツールを再度注文。店内スペースの有効活用のためにスタッキング可能な仕様にするなど、ぎんねこオリジナルデザインのスツールが誕生しました。

一般家庭と飲食店では椅子の使用の頻度や使い方が違い、店舗ではより強度が必要になるため、頑丈な作りであることはもちろん、耐久性も求められます。また、「補修が必要な時には、わざわざ遠くまで配送しなくとも地元の家具メーカーであればすぐに対応してもらえるので安心。」と久保さん。地元メーカーの家具を使うことは職人さんが近くにいることも強みの一つでもあるんですね。

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まるで「おばあちゃんの家」のように
居心地の良い店内

三代目の久保さんは、生まれも育ちも旭川。幼少期からまちなかに住み、中心市街地でもよく遊んでいたそう。
まちなかの様子について「最近は駐車場が目立ってきて少し寂しい気がします」と久保さん。対照的に昭和25年創業という老舗の同店を引き継ぎ、先代から今も変わらない懐かしさが随所に感じられる店内。お客様からは「おばあちゃんの家みたい」と言われることもあるそうで、おばあちゃん子だったという久保さんは「その言葉が嬉しいです」と語ってくれました。

 

食と家具、旭川の名産としてお互いに
発展していきたい

今ではすっかり旭川名物として有名になり、最近ではテレビ番組でも紹介され話題となった「新子焼き」ですが、ぎんねこさんは「旭川名物“新子焼き”の会」を結成したメンバーの一人で、久保さんは初代会長も務められました。
当時、新子焼きの条件として細かい設定はあえてつけず、その理由を「文化的な発展の可能性を閉ざしたくなかった」と教えてくれました。「今では色んな味があって、イタリアンの新子焼きもありますよ」と楽しそうにお話しいただき、旭川家具についても「同じ旭川の名産として互いに伸びていければいいと思います」との思いを語っていただきました。高品質な「旭川家具」と「新子焼き」という旭川名物の異業種コラボレーションをお店で味わってみては?

 

焼鳥専門ぎんねこ

W E B: http://www.ginneko.co.jp/

所 在 地: 旭川市5条通7丁目5・7小路ふらりーと

営業時間: 13:00~22:00

電   話: 0166-22-4604

定 休 日: 月曜

駐 車 場: なし(付近にコインパーキングあり)

 

株式会社メーベルトーコー

W E B: http://mobeltoko.co.jp/

所 在 地: 旭川市永山北3条6丁目4-32

電   話: 0166-48-8222

 

旭川デザインセンター

W E B: http://www.asahikawa-kagu.or.jp/

所 在 地: 旭川市永山2条10丁目1-35

営業時間: 9:00~17:00

定 休 日: 年末年始、お盆

電   話: 0166-48-4135

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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