北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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味めぐり

上川管内の飲食店の自慢の1品を写真とともに紹介します。 2020年3月までの記事はこちら


創作フレンチODEN*Sa Ryoココロ=旭川市5の8

素材のうまみ ブイヨンで引き出す

 おでんをフランス料理に仕立てた「創作フレンチODEN」が看板メニューだ。味の「命」はブイヨン。鶏がらを一晩寝かし、10種類の野菜とハーブ、牛すじを入れて6時間煮込む。透明になるまでこし、塩のみで味付ける。

 ランチメニューにある「ブリの照り焼きカリフラワーピュレを添えて」は、ブイヨンで煮込んだカリフラワーをミキサーにかけ、ピュレ状にして添えた。皿にはダイコンにジャガイモ、ニンジンも。店主の稲場千香子さんは「やさしい素材そのもののうまみを味わって」と話す。サラダとパンまたはライス付きで1760円。ディナーは盛り合わせにワンドリンク付きで1980円。

 ODENは単品メニュー(495円から)もある。交流の場を意識している稲場さんは「夏でも食べやすいおでん。空間も一緒に楽しんで」。(桜井則彦)

 ◇営業時間 正午~午後3時、午後4時~午後9時ラストオーダー。木曜定休。問い合わせは電話080・6090・5387へ。
 
(2023年5月25日掲載)
 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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