北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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みんなの放課後

「放課後」とは、勉強や仕事などの本業以外に過ごす時間のこと。 スポーツや文化活動など夢中になれる“何か”に真剣に打ち込んでいるチームや団体の皆さんを、ジャンルや老若男女を問わず紹介していきます。


Vol.58 憧れの音よ、響け高らかに。 MINAMI音楽アカデミー

素晴らしい音楽に触れたとき「あんなふうに演奏できたらどんなに素敵だろう」と、憧れを抱く人は多いことでしょう。そんな願いをかなえるには良い先生との出会いが大事です。音楽愛を深めるやさしい指導で開校5周年を迎えた「MINAMI音楽アカデミー」をご紹介します。

「MINAMI音楽アカデミー」は、旭川市2条通7丁目マルカツ7Fの本校と、永山校(永山9条9丁目)があり、今回は本校を訪れました。

「普通、楽器のレッスンは、響きのない防音室で行う場合が多いのですが、音楽にとって響きは非常に大切です」と話すのは、代表の南加奈子さんです。同校では広いスタジオホールを使うことで自分の音を把握させ、豊かな感性を育てる指導により、開校5年ながらコンクールで上位入選する生徒が続き注目されています。この日は、間近に控えた発表会で演奏する合奏練習のため、フルートの生徒たちが集合していました。

南さんが指導するフルートのほかクラリネット、ホルン、ピアノの講師がおり、それぞれ入門コース(30分)、中級コース(45分)、上級コース(60分)と、習熟度合いによって3つのコースを用意。希望の曜日・時間・教室を決めて、年間38回の個人レッスンを行っています。

また、音楽教育は幼いうちから始めておくと豊かな感性が養われると言われており「2歳・3歳からの音楽コース」も開設。さらに、「いい演奏をするためには、いい音を聴くことも勉強になります」と、一流アーティストのコンサートを企画して、みんなで聴きに行くこともあるそう。
体験レッスンは随時行っているので、興味のある方は電話またはホームページのお問い合わせフォームでご連絡ください。


音楽を好きになって
一生楽しんでほしい

MINAMI音楽アカデミー 代表
南 加奈子 さん

生徒には音楽を嫌いになってほしくない、好きになって生涯音楽を楽しんでほしい、という思いで指導しています。ですから、決して厳しくはせず、楽しく音楽にふれてもらえるようレッスンを工夫していますね。

楽器は、演奏が上達しないと楽しくありませんが、当校は海外で長期留学経験のある講師が多く、ゆとりをもった指導を行えるのが特徴ですね。教える側の引き出しの多さが、生徒一人ひとりに合った指導を可能にしていると思います。

おかげさまで難しいコンクールで上位入選する生徒も出てきて、みんなが成長してくれていることが何よりの喜びです。


“天使の歌声”に魅了されて

フルートは天使の歌声と称されるほど、その美しい音色が魅力の楽器です。この日集まった生徒の中で最年少の吉田美羽さん(小2)は、「先にピアノを習っていたけど南先生のコンサートを聴いてフルートもやってみたくなった」と話します。
フルート歴4年の工藤さちさん(小4)は、「フルートを吹く人が出てくるテレビドラマがきっかけ」で始めたそう。長沢英典くん(小4)は「ベートーベンの運命とか吹けたらいいな」と意欲を見せ、今村翔偉くん(中2)は「先生みたいなキレイな音を出せるようになりたい」とはにかみます。
「ビブラートのかけ方によっていろんな音楽に対応できる」と魅力を語るのは、中川夏樹さん(小6)。
山岸千音(ゆきね)さん(小6)は昨年、北海道毎日学生音楽コンクールで金賞を受賞。「レッスンの様子をお母さんに録画してもらって、それを見て家で復習した甲斐がありました」と笑顔を見せます。
一昨年の全日本学生音楽コンクール北海道大会で3位入賞を果たした峠幸希くん(中2)は、「フルートにしかない高音が好き。透明感のある音を目指しています」と理想を語ってくれました。

MINAMI音楽アカデミー

■お問い合せは・・・TEL:0166-48-9454

https://www.minami-ongaku.com

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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