北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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味めぐり

上川管内の飲食店の自慢の1品を写真とともに紹介します。 2020年3月までの記事はこちら


くるみたっぷりパウンドケーキ*氷点ラウンジ=旭川市神楽7の8

コーヒーと相性抜群

 三浦綾子さんの小説「果て遠き丘」に登場するケーキがモデルの「くるみたっぷりパウンドケーキ」(180円)。ごろごろとした食べ応えのあるクルミと、バターの香りを引き立てる素朴で控えめな甘さは、オリジナルブレンドのコーヒーと相性抜群だ。
 三浦綾子記念文学館にある同店は、旭川市内など地場の企業との連携をコンセプトにメニューを開発。パウンドケーキは、同市内の洋菓子店アミー工房が、同店のためだけに製造している。メニュー開発に携わる同館の斎藤玄輔さん(45)は「長めにローストしたコーヒーに合うよう、しつこくない甘さにこだわった」と話す。
 市内の和菓子店一久大福堂が同店のために練った粒あんが添えられている「森のアイス」(450円)は、わずかに塩気を感じるあんとバニラアイスの組み合わせが人気だ。
(佐藤愛未)
 ◇営業時間 午前10時~午後4時。6月1日~10月31日は無休。11月1日~5月31日は月曜定休(月曜が祝日の場合は翌日)。(電)0166・69・2626。

(2020年7月2日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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