北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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北極星

道北各界で活躍する皆さんによるエッセーコーナーです。 2020年3月までの記事はこちら


藤沢隆史(礼文町教委主任学芸員)*昭和100年の記憶

 2025年は、昭和で言えば100年、太平洋戦争が終結してから80年となります。

 こうした表現は、平成から令和へと元号は変わっているものの、激動の時代であった昭和の記憶が今なお根強いことを物語っているのだと思います。

 特に戦後80年に関しては、本年度、道内各地の博物館などで企画展などが開催される予定です。

 宗谷管内でも、宗谷管内学芸職員連絡協議会が企画して、それぞれの教育委員会が主催する巡回展「宗谷の昭和100年-戦争の時代から復興へ-」が6月の枝幸町を皮切りに、順次、開催されています。

 その内容は、管内市町村の戦争とのかかわりや戦時下での暮らしを伝える解説と写真展示のほか、戦後復興期の大きな話題も紹介しています。

 一方で、戦時下の礼文島にかかわる資料は非常に少なく、詳しいことはわかりませんが、島の北部に旧日本軍の陸海の防空監視所が置かれていたこと、多くの島民が防空訓練を行っていたことなどが伝えられています。

 この巡回展「宗谷の昭和100年」は、7月に稚内市や礼文町、8月は利尻富士町などで開催され、秋ごろには豊富町や猿払村などでも予定されています。

 宗谷管内にお住まいの皆さまに、ぜひ、ご観覧いただきたいと思います。

(2025年07月07日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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