北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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モノづくり×モノがたり

旭川と旭川周辺地域からものづくりの魅力を発信!


この地でつくる意味を大切に


雪結晶釉

 
1970年に開窯し今年で53年目を迎えました。初代陶光、二代目窯元豊光が作り出した雪結晶釉(ゆう)をはじめ、美瑛の丘シリーズなど北海道を表現した器を制作してきました。私も修業時代を終えて旭川に戻り、他の地にはない美しさや空気感に気付きました。北海道の地で作陶している意味を大切に、器の形や色彩などを考え最初から最後まで一貫して自身で作れるということは悩ましくも楽しいことだと思います。北の大地を表現した器作りとともに大事にしていることが使い手の使い心地です。食器類は毎日の生活で使用するものですので、飲み口の口当たりや触り心地の良さを考えています。器が作品でもあり日常の食器としてお使いいただく中で、日々の生活を楽しむ時間を作り出せたら幸せに思います。

色彩結晶釉カップ&ソーサー、ボウル

 

色彩結晶釉皿、ゆのみ

 

お知らせ/一日体験陶芸(手びねり造形・ろくろ造形)開催しております(※要電話予約)。週一回の陶芸教室もありますので詳しくはHPをご覧ください。

 

大雪窯 (たいせつがま)

旭川市旭岡2丁目9-10
☎0166-51-1972
●営ギャラリー 9:30~17:00
●休年末年始休み、臨時休業あり ●Pあり

HPはこちら
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文/板東光太郎 陶芸家

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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