北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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味めぐり

上川管内の飲食店の自慢の1品を写真とともに紹介します。 2020年3月までの記事はこちら


いちご大福*あさひ餅店=旭川市3の15


 

果汁とあん 相性抜群

 
 旭川市の銀座商店街の第一市場にある1957年創業のもち店。平日午前から多くの常連客が訪れる。
 名物は毎年1~7月に販売する「いちご大福」(300円)。約30年前から売り始め「お客さんを喜ばそう」と徐々にサイズが大きくなったという。産地にはこだわらず、九州から道内産まで大ぶりのイチゴを仕入れる。5月ごろからは旭川や富良野産を使う。
 もち米は上川産で、あんは自家製。店員の村岡美津子さん(72)は「いちごの酸味とあんの甘みの取り合わせが絶妙で、食べ応え十分です」と笑顔で話す。一口含むとイチゴの果汁がじゅわっと口中に広がる。
 他に白大福、豆大福、草大福の3種類をそろえる。いずれも140円。草大福に使うヨモギは村岡さんが市内で採取する。香りと味が深く、根強いファンがいるという。(折田智之)
 ◇営業時間 月~土曜(祝日除く)の午前10時開店。売り切れ次第終了する。(電)0166・23・0821

(2021年2月4日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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