サラリーマンのつぶやき　61言目

　私的な事ですが、3月に長女と次男が巣立ちます。
　

　長男はすでに、また次男も就活が決まった段階で、巣立つことが決まっていました。そこに思いもよらず長女から東京への異動希望を出した事を告げられ、絶句しました。長男、次男については自然と頑張れよと背中を押しましたが、まさか長女が自分の意志で東京へ異動を希望するとは夢にも思っていませんでした。

　妻はそんな娘の覚悟を応援すると冷静で、その態度にむかつき、久しぶりの大げんかでした。しかし、思えば可愛い一人娘ですが、東京で働き独り暮らしをするという決断をしたことに成長を感じ、改めて親としての義務を終えたのかと実感もしました。

　走馬灯のように生まれた日の事からはじまり、成長の節目を思い出すと涙が止まりませんでした。別に海外に行くわけでもなく、東京ですから飛行機に乗ればすぐなのですけどね。それでも寂しくて・・・。でも、自称「物分かりの良い親父ではない」ので、この段階でもまだ、会社の人事政策が変わり、転勤がご破算にならないかと思っているのも事実です（笑）。

　4月からは妻と二人暮らしです。彼女も仕事と趣味を持ち充実した日々を送っているようです。子供が媒介だったわけではないですが、これからは夫婦の時間と、それぞれの個人の時間も楽しむつもりで行きたいと思います。それでも、娘が家を出る日を思うと目頭が熱くなります・・・。

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