北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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味めぐり

上川管内の飲食店の自慢の1品を写真とともに紹介します。 2020年3月までの記事はこちら


塩ガツ、ホルモン、サガリ*炭火焼肉屋 実兆(みっちょう)=旭川市神楽3の4

道産豚の生肉 塩加減絶妙

 
 コリコリした歯応えの「塩ガツ」(180グラム、税別399円)、適度に脂がのった「ホルモン」(110グラム、同399円)、肉汁あふれる「サガリ」(120グラム、同499円)が店の3枚看板だ。炭火の香ばしさと絶妙な塩加減に、思わずビールが進む。
 脱サラし、焼き肉店で修業を積んだ沢田仁志さん(65)が19年前に開業し、2016年に現在地へ移転した。道産豚の生肉を使用し、肉のうま味が引き立つ塩味にこだわる。モットーは「安く、うまく、おなかいっぱいに」。「うまくても量が少なければ、『おいしいからね…』と客に気を使わせてしまう」と言う。
 「生ビールの泡は少なく」「会計の1円単位は切り捨て」「肉は規定のグラム以上で出す」とサービス精神があふれる。旭川で提供するのは同店のみという、旭川産サフォークのホルモンも人気だ。(高田かすみ)
 ◇営業時間 午後5時~同10時(日祝日は午後9時まで。営業終了の1時間前まで入店可)。不定休。(電)0166・63・4800。

(2020年10月9日撮影)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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