北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


写真甲子園 メダル手に満面の笑み*本戦初出場*旭川北高に授与(10/9)


 
 第27回全国高校写真選手権大会「写真甲子園2020」で、東川町や北海道新聞社でつくる実行委は10月8日、本戦に初出場した旭川北高に記念のメダルや盾を贈った。選手の3人は「今までの活動が実を結んでうれしい」と満面の笑みを浮かべた。
 3人は妻沼空那(そらな)さん(18)と大前結さん(17)、土井菜摘さん(18)。8枚の組み写真を「家の中のそとで」と題し、毛布や生活用品を雪山や遊園地に見立て、友人や家族を模した人形を配し、その様子を撮影した。
 今年は新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、同町などで行う撮影会を行わず、本戦まで初戦の応募作品を審査。優勝などの順位を決めず、本戦進出18校に本戦出場賞を贈った。うち7校には各審査委員の名を冠した特別賞を贈呈。旭川北高も野勢英樹(北海道新聞写真部長)賞に選ばれた。18校には来年の大会でシード校としてブロック審査会進出の権利が贈られた。
 8日に同校で行われた授与式では、実行委会長の松岡市郎・東川町長が3人にメダルを掛けた。続いて、北海道ブロックの代表旗などを渡し、健闘をたたえた。3人は「支えてくれた顧問の先生や仲間への感謝の気持ちでいっぱい。もう感動です」と喜んだ。(綱島康之)
 
【写真説明】松岡町長(左から2人目)から本戦出場を記念したメダルや賞状、盾を贈られた旭川北高の3人(打田達也撮影)
(2020年10月9日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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