北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


フォークダンスで笑顔*道北大会盛大に*東川


 【東川】全道のフォークダンス愛好家が集まる「第50回記念道北地区フォークダンス大会」が4月20、21の両日、町B&G海洋センターの体育館で開かれた。全道から40~90代の約240人が集まり、「マイム・マイム」「オクラホマ・ミキサー」など約100曲を2日間かけ披露した。参加者は手をつなぎながら笑い合い、リズムに合わせてダンスを楽しんだ。

 道北地区フォークダンス連合会の主催。上川、宗谷、留萌の各管内をはじめ、函館市や網走市、砂川市などから約40団体が参加した。色や模様もさまざまな衣装に身を包み、世界の定番曲をはじめ、第1回大会で踊ったスペインの「ラ・サルダーナ」や、北海道の民謡曲「松前桜音頭」を次々と披露した。

 式典では、菊地伸東川町長が「(フォークダンスは)世界とつながる文化の一つ。第50回目を東川で開催できたことがうれしい」とあいさつ。その後、東川シニアクラブ連合会フォークダンス部の14人を中心に地元民謡「東川音頭」を踊り、会場は盛り上がった。

 フォークダンス連合会に2023年加盟した同部にとって初めての大会参加。増田幸子代表(84)は「こんなに大勢で踊るのは初めて。にこにこしながら踊るのが楽しい」と声を弾ませた。

 花柄の刺しゅうを施したセルビアの民族衣装で踊った帯広市の立花尚子さん(63)は「全道の仲間と会えて、うれしい」とほほ笑んだ。会場いっぱいのダンスを2階から鑑賞した東川町の主婦村上よし子さん(72)は「初めて見た。衣装もかわいくて、憧れる」と見入っていた。(東桜子)
 
【写真説明】フォークダンスを楽しむ参加者たち=東川町のB&G海洋センター体育館(伊丹恒撮影)
(2024年04月22日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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