北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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動物と、人と、しあわせと。

獣医師、動物看護師、しつけインストラクター、動物病院従事者が中心となって、専門的視点に立って、人と動物の愛を護る活動をするNPO手と手の森と旭川市動物愛護センター『あにまある』からお届けする動物と人とのお話です。


Vol.73 誤飲・誤食は飼い主さんの責任です!

 

クリスマスやお正月で、食卓にはごちそうが並ぶ季節です。
最近ではペット用のケーキやおせち料理もあるようで、この時期に気をつけなければいけないのが、ペットが人の食べ物をついつい食べてしまう「誤飲」。
人が食べる物の中には、ペット達が食べても大丈夫な物もありますが、中には体に有害で誤って食べると病院での処置が必要になるものもあります。

 

ペット達は食べて良い物、悪い物の分別はつきません。目を離した隙に事件は起きます。
「あっ!」と思った瞬間、すぐに飲み込んでしまったり、口から取り出そうと追いかけようものなら、せっかく口に入れた物を取られまいと逃げ回ってしまいます。
それが動物です。そうなってはもう取り返すのは難しい事です。

 

そういった事が起こらないよう、飼い主さんが気をつけ、食べられないように管理する事が必要です。
「うちの子は盗み食いをして困ります。」という前に、まずは食べ物を置きっぱなしにしない事、目を離さないように配慮してあげましょう。
状況によっては、ハウスで一時待機してもらう事も必要です。

大切な家族と楽しいひと時を過ごして下さいね。

 

 

協力:緑の森どうぶつ病院

旭川市旭神3条2丁目
TEL 0166-60–5866

https://midorino-mori.jp

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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