北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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動物と、人と、しあわせと。

獣医師、動物看護師、しつけインストラクター、動物病院従事者が中心となって、専門的視点に立って、人と動物の愛を護る活動をするNPO手と手の森と旭川市動物愛護センター『あにまある』からお届けする動物と人とのお話です。


Vol.66 子どもが犬に絵本を読み聞かせ

 

アニマルセラピー活動には高齢者施設や、病院でのふれあい活動がある一方で、子ども向けの活動として動物介在教育があります。

 

その活動の一つ、「R.E.A.D.プログラム」という活動を耳にされた事があるでしょうか。子どもが犬に絵本の読み聞かせをするという活動です。

欧米で取り入れられていた活動で、近年日本でも図書館などを利用し行われています。人前で本を読む事が苦手な子は、

間違ったらどうしよう、周りの人に笑われるのではないか…何か言われるのではないか…などと考えてしまい緊張してしまう子もいます。

 

絵本を読む相手がワンちゃんであればどうでしょう。犬は笑ったり、からかったりせず、素直に受け入れてくれます。

聞き手が犬であるという事で、子ども達がリラックスをして、心配せずに読む事ができます。それはメンタル面で自信を持ち、

安定した心を育てると同時に、動物との関わりを通して、動物を大切にする気持ちを育む事にもつながります。

 

実際にこの活動を継続して経験した子どもは、積極的に自ら授業中発表する事が出来るようになったという報告もあるようです。

 

子どもと動物のふれあいを通し、心のサポートをする「R.E.A.D.プログラム」。 是非体験してみませんか?

 

協力:緑の森どうぶつ病院

旭川市旭神3条2丁目
TEL 0166-60–5866

https://midorino-mori.jp

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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