vol.4 近文駅ホーム待合所

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8月に函館本線近文駅のホーム上にある待合所が「リニューアル」されました。1927年築ということでまもなく100周年。老朽化が進み、解体されるのではないかと心配するファンもいたので、まずは一安心です。列車別改札が多かった北海道では拠点駅を除き、列車ホームの待合室は珍しい存在です。設置時期や造りから考えても、かつて近文駅から分岐していた「師団専用線（戦後は貨物線）」を使う、軍人やその家族に対応するためのものだったのではないでしょうか。個人的にはちょっと厚化粧になったかな？という気もしますが、今後もこの場所から旭川の歴史を伝え続けていくことでしょう。

ユキウサギをイメージしたという、白に赤屋根の装いとなった函館本線近文駅の待合室

12年前の企画「道北建物紀行」使用写真。「原形」の雰囲気を残していたと思われます

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