北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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北極星

道北各界で活躍する皆さんによるエッセーコーナーです。 2020年3月までの記事はこちら


立石淑恵(オホーツクミュージアムえさし学芸員)*雪の季節

 10月に入り、枝幸では徐々に冬支度を始めなければならない時期になってきました。枝幸では早いときには今月下旬から雪が降り始めるため、そろそろ除雪道具を準備し、自動車は冬タイヤへの履き替えも行わなくてはいけません。昨年は当館のまわりでは11月上旬に雪が降り始めたので博物館としても今月中には冬支度を終えておきたいところです。

 そういった心構えがあっても季節外れの大雪が降ることもあります。特に今年の枝幸では、5月4日に季節外れの大雪が降りました。北海道に住んでいるとわかると思いますが、過去にも、枝幸では5月上旬に雪が降ったことがあり、5月上旬まで雪が降るかもしれないという感覚で暮らしています。

 しかし本州の人にとっては驚くべき事象だったようで、当館アカウントでSNSに投稿した枝幸の大雪の様子が通常の投稿に比べて何十倍も閲覧されました。また、ちょうどエゾヤマザクラが開花し始めた時期だったこともあり、「サクラと雪」の景色が注目を集めたのか、全国テレビのニュースでも取り上げられました。

 今年は季節外れの大雪によって多くの方に枝幸を知ってもらえる良い機会となりましたが、住民にとっては季節外れでも季節通りでも大雪にならないことを切に願っています。

(2026年10月05日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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