北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


真剣勝負 息ぴたり*稚内で犬ぞり大会


 【稚内】全国最大規模の犬ぞりレース「第38回全国犬ぞり稚内大会」(実行委主催)が2月25、26の両日、稚内市の大沼特設会場で開かれた。乗り手「マッシャー」と犬が最北の雪原を駆け抜け、約3千人の観客から熱い声援が送られた。

 少雪と新型コロナウイルス禍の影響で、4年ぶりの開催となった。札幌、旭川両市や栃木県など、道内外の52チーム、延べ113匹の犬がエントリーした。

 「3、2、1、ゴー!」のかけ声で、全速力でスタートを切る犬。マッシャーの表情は真剣そのものだ。風を切って懸命に走る姿は観客の心をつかみ、「頑張れ!」と温かい声援が送られる。2日間で51チーム、延べ110匹が出場。寒空の下、会場は熱気に包まれた。(旭川写真映像課・宮永春希)

 
【写真説明】躍動感あふれる多頭引きレース。目の前を一瞬で駆け抜ける姿は迫力満点だ(旭川写真映像課・宮永春希撮影)
(2023年2月28日掲載)
 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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