北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


三つ子ライオンかわいい*旭山動物園*冬季営業 初日にぎわう

 旭川市旭山動物園は11月11日、冬季営業を始めた。家族連れや観光客でにぎわい、初公開のライオンの三つ子の赤ちゃんや、おもちゃで遊ぶホッキョクグマの「ゆめ」が人気を集めていた。

 ライオンの赤ちゃん「フウ」「レイ」「イト」が、母イオ(2歳)、父オリト(5歳)とじゃれあう姿を、来園者はガラス越しに観察した。夫婦で訪れた市内の会社員佐藤尚さん(61)は「赤ちゃんがとてもかわいい。イオとオリトが一緒に子どもの世話をしていた」と笑顔で話した。

 冬季営業初日の入場者数は昨年より213人多い2630人。恒例の「ペンギンの散歩」は12月下旬ごろに始まる見通し。坂東元園長は「冬は来園者に伝えられるメッセージがたくさんある季節。雪の中で転がり回るホッキョクグマのゆめを見せたい」と期待する。

 冬季営業は来年4月9日までで午前10時半~午後3時半。休園は12月30日~来年1月1日。
(佐藤愛未)
 
【写真説明】一般公開初日で人気を集めたライオンの親子(諸橋弘平撮影)
(2022年11月12日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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