北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


ウズベクの器 青色鮮烈*交流10周年、120点を展示*東川


 【東川】中央アジア・ウズベキスタンの陶磁器を紹介する展示会が11月3日まで、町文化ギャラリー(東町1)で開かれている。天体や主要作物の綿花をあしらった美しい器やつぼなど約120点が並んでいる。

 町と日本ウズベキスタン・シルクロード財団が来年、交流10周年を迎えるのを記念し、町などが企画。陶磁器は、小学5年まで東川で過ごし、駐ウズベキスタン大使を務めたことのある中山恭子さん=元拉致問題担当相=が寄贈した。青い幾何学模様が目を引く器や、太陽や月、綿花をモチーフにした柄を描いた陶磁器が来場者を楽しませている。

 会場ではシルクロード・デジタル写真コンテスト展も開催。町民がウズベキスタンで撮影した作品など、現地の様子が伝わる約40点を紹介している。

 同財団のバヒリディノフ・マンスール代表理事(46)は「ウズベキスタンはシルクロードの中心地として歴史や文化が発展した。展示会を通して国のことを知ってほしい」と話した。

 入場無料。午前10時~午後5時。(佐藤愛未)
 

【写真説明】ウズベキスタンの陶磁器が並ぶ会場(西野正史撮影)

(2022年10月26日掲載)
 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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