木地（きじ）職人の手

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「ドリーミィーパーソン」は工場を持たないメーカーで、市内近郊の工場や職人の協力を得てモノづくりを行っています。ひとまとめに“木工職人”と言われますが、製作するものや使用する機械・技術により職種が異なります。今回はそのいろいろな職種の中でも“木地（きじ）職人”の思い出話をしたいと思います。木地職人は木材を回転させたところにノミを当てて加工作業をします。定規などに沿って行うわけではなく、長年の経験と勘だけを頼りに図面通りに素早く削り上げます。利き手は毎日ノミを握ることで鍛えられ、人によっては小さなグローブのようです。以前、職人さんたちと参加したイベント会場で現金つかみ取りをしたのですが、木地職人の皆さんの手がことごとく、つかみ取りの箱の穴に入らないという出来事が楽しい思い出となっています。

 

この大きな拳や太い指で緻密な加工や繊細な仕上げを行います。とても小さなものも上手に摘むんです。
 
 

株式会社ドリーミィーパーソン
【直営SHOP】クラフトブラウンボックス
※自社のオリジナルや地元作家の商品を取扱い
旭川市旭岡1丁目21-8
☎0166-50-3388　
●営10：00～日没 ●休無休（年末年始、1月・2月は日曜休業）
＼HPはこちら／
http://brownbox.jp

文・写真／得永光利
株式会社ドリーミィーパーソン代表取締役

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。