
上川管内は1月26日、上空に入った寒気や晴れて地表の熱が奪われる放射冷却の影響で、各地で冷え込んだ。全23観測地点のうち旭川市江丹別など8地点で氷点下25度を下回り、18地点で今季の最低気温を更新した。
気象庁によると、同日午後7時までの最低気温は旭川市江丹別で氷点下28・9度、占冠村で同28・4度、幌加内町朱鞠内で同28・3度など。旭川市は同19・9度だった。各地点で同日の平年値を6・2~12・1度下回った。
朝の旭川平和通買物公園では、市民らが寒さに肩をすくめながら、白い息を吐いて足早に歩く姿が見られた。東京から観光で訪れ、上川町層雲峡に向かうという能間理恵子さん(46)は「ホテルから出た瞬間、肌に突き刺すような冷気を感じた。本州とは寒さの質が違う」と驚いていた。
旭川市内の石狩川旭橋周辺では、結氷した水面に水蒸気が花びらのように凍り付く「フロストフラワー(霜の花)」が発生。朝日に照らされて幻想的な風景が広がった。
旭川地方気象台によると、管内は29日にかけ厳しい寒さが続くといい、水道の凍結や交通障害への注意を呼び掛けている。(安倍諒)
【写真説明】氷点下19.9度となった旭川。石狩川旭橋周辺では、結氷した水面に水蒸気が凍り付くフロストフラワーが広がった=26日午前7時55分(伊丹恒撮影)
(2026年01月27日掲載)




