北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


2025年11月18日(火)

喜ばれる新酒 今季も*増毛・国稀で仕込み

【増毛】日本最北の酒蔵として知られる留萌管内増毛町内の国稀酒造で、今年も新酒の仕込みが続いている。

 今季の仕込みは10月下旬に始まった。11月10日には、「甑(こしき)」と呼ばれる大きな蒸し器で80キロの酒米「吟風」を蒸す作業が行われ、白い湯気がもくもくと立ち上っていた。

 昨季から杜氏(とうじ)を務めている水口哲司製造部長(63)は「伝統を受け継いだ変わらぬおいしさを保ち、喜ばれるお酒を造りたい」と意気込んでいる。今季の仕込みは来年3月上旬まで続く。

 新酒は、早いもので年内にも売り出される。一般酒や吟醸酒など計490キロリットルほどの生産を見込んでおり、商品は同社直売店や各地の小売店などで扱われる。 (山田健裕)  

【写真説明】蒸した酒米を取り出す蔵人ら(魚眼レンズ使用、熊谷洸太撮影)
(2025年11月13日掲載)

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