【当麻】町特産の高級スイカ「でんすけすいか」の苗の定植作業が3月26日、町内の農家2軒のビニールハウスで始まった。今年は35軒が例年並みの計約5万株を栽培する。
町そ菜研究会でんすけ部会の伊林和彦部会長(47)はこの日、家族4人で作業。高さ20センチほどに育った苗を、約60センチ間隔で一つ一つ丁寧に植えていった。
収穫が始まる6月中旬ごろまでは、地温が14度を下回らないよう暖房を使う。伊林部会長は「今年もしゃりっとした歯応えを多くの人に味わってもらえるよう大切に育てたい」と話した。
7月上旬に収穫のピークを迎える見通し。(渡辺愛梨)
【写真説明】ビニールハウスで等間隔に植えられていくでんすけすいかの苗(伊丹恒撮影)
(2025年03月27日掲載)