モノづくり×モノがたり
旭川と旭川周辺地域からものづくりの魅力を発信!
世界中から応募 時代を映した家具デザイン
ゴールドリーフ賞「キュービクル」。「外に開いていながら自分の世界が確保できる。人との心地よい距離感を可視化した」と審査員から評価。
1990年から3年に一度、地域の家具業界を中心に産学官が連携をして「国際家具デザインコンペティション旭川(IFDA)」を開催しています。今年で11回目を迎えるデザインコンペは先月3月に審査委員が集まり、世界から応募された木製家具デザインの本審査会を実施しました。残念ながら海外審査委員はリモートでの参加ですが、国内外から参加した5名の審査員の活発なディスカッションのもと、入賞作品4点を含む受賞作24点が選ばれました。新型コロナウイルスの影響で一年間の延期を経て選ばれた作品は、新しい時代にふさわしい作品ばかり。この中から旭川家具として商品化される作品もあるはずです。今年の6月16日から開催される「IFDA入賞入選作品展」で受賞作品を展示します。
お知らせ/4月7日から企画展「Design Stories from IFDA」を開催します。IFDAから生まれた家具でインテリアコーディネート。6人のデザイナー、5つのメーカーによる個性豊かな「暮らしのストーリー」をご体感ください。
旭川デザインセンター
旭川市永山2条10丁目1-35
0166-48-4135
●営 9:00~17:00
●休 お盆と年末年始のみ
●P有
https://www.asahikawa-kagu.or.jp
文・写真/杉本啓維
旭川家具工業協同組合 専務理事
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