北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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北極星

道北各界で活躍する皆さんによるエッセーコーナーです。 2020年3月までの記事はこちら


鶴間智子(旭川・農業)*サツマイモで広がる輪

 ハウスのビニール撤去も終わり、ほっと一息。今年も暑い夏だった。

 暑さ対策で、ハウスに遮熱シートをかけたり、品種も暑さに強いとされるものに変えたりと、思い付く事はやってみた。そのおかげか、昨年よりは収穫できたように思う。

 一方、JAあさひかわ女性部のセミナーでは、現地研修会や気象予報士の勉強会など、学びの機会がたくさんあり、野菜を出荷していくにはまだまだ勉強が必要だと感じた。

 先輩農家さんと直売所で出会ったときのこと。その人は自身で作っているはずのカボチャを買っていた。「作っているのに買うんですか」。尋ねると、「他人の物も食べてみないと」。さすが、と思わず声が出た。その向上心、見習わなくては。

 仲間5人で参加しているJAの「さつまいもプロジェクト」でも、大きな思い出を得た。初めて実施したサツマイモオーナー園の収穫体験では、参加者と盛り上がり、新米とサツマイモ入りの豚汁でおかわり続出。「おいしい」との声に、作った私たちも幸せな気分になった。

 12月には料理教室も開催。来年はサツマイモ料理の試食会なども予定する。

 家庭菜園でも、サツマイモを随分見かけるようになってきた。栄養価の高いサツマイモがもっともっと広がってくれればと願う。

(2024年12月23日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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