北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


雨中でも演奏晴れやか*旭川「音楽大行進」


 【旭川】国内最大級のマーチングバンドの祭典「第91回北海道音楽大行進」が6月3日、旭川市中心部で行われた。雨が降る悪天候の中、上川管内を中心に86団体約2900人が参加し、息の合った演奏を披露した。

 旭川市、旭川地区吹奏楽連盟、北海道新聞旭川支社などでつくる実行委の主催。石狩川河畔で行われた開会式では、中高生約800人が行進曲「若い街から」を演奏した。

 最高気温は13・4度と肌寒かったが、パレードでは園児や小中高生、社会人らが行進曲やポップスを奏で、沿道の観客約8万5千人を魅了した。旭川市の山岸淑子さん(75)は「堂々とした演奏に元気がもらえた」と話していた。

 この日は市中心部を舞台にした音楽イベント「旭川ミュージックウィーク(AMW)」も開幕したが、雨天のため屋外のコンサートは中止となった。AMWは6月11日までの期間中、旭川出身のサックス奏者米沢美玖(みく)さんが出演する「フライデーナイトジャズ」(9日)などが行われる。(渡辺愛梨)
 
【写真説明】雨が降る中、行進しながら堂々と演奏する子どもたち(宮永春希撮影)
(2023年6月4日掲載)
 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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