北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


初売り 笑顔の行列*上川管内商業施設


 上川管内の主要商業施設で1月1、2日、新年の初売りが始まった。新型コロナウイルス対策の行動制限がない3年ぶりの正月。福袋やセール品を買い求める客が開店前から行列を作り、にぎわいを見せた。

 イオン系列店や総合スーパー「西條名寄店」(名寄市西4南8)などは先陣を切って元日営業を実施。JR旭川駅直結の「イオンモール旭川駅前」(旭川市宮下通7)では午前9時の開店前に約380人が並び、各売り場に目当ての福袋を求める人だかりができた。

 帰省中に家族と訪れた札幌市の医療事務員五十嵐みきさん(50)は、靴下専門店「靴下屋イオンモール旭川駅前店」で福袋を購入。「自分で選ばない柄も入っていて、毎年買うのが楽しみ」と顔をほころばせた。

 家電量販店「ヤマダデンキ テックライフセレクト旭川店」(旭川市緑町12)は2日に初売りを始め、午前10時の開店と同時に家族連れなど約100人が入店。ヒーターなどが入った暖房器具の福袋が人気を集め、早々に完売したという。

 福袋や加湿器などを買った同市の保育士今村優人さん(41)は「かなり安いと思っていたゲーム機の福袋を無事に買えてよかった」とうれしそうに話した。

 旭川銀座商店街の「丸善三番舘」(同市3の15)も2日が初売りで、5千円以上買い物して抽選で当たった人に現金すくい取りを開催。一昨年から感染対策で恒例のつかみ取りをおたまでのすくい取りに改めた。

 1315円の「お年玉」をすくい上げた同市のパート従業員江崎俊恵さん(45)は「まさかこんなにもらえるとは。いい年になりそう」と笑顔を見せた。(菅沢由佳子、鳥潟かれん、仁科裕章)

 

【写真説明】家電量販店の初売りで、福袋やセール品を買い求める人たち=1月2日、旭川市のヤマダデンキ テックライフセレクト旭川店(諸橋弘平撮影)
(2023年1月3日掲載)
 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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