北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


冬イチゴたわわ*「紅ほっぺ」実証栽培*比布

 【比布】町内の若手農家5人でつくる農業生産法人ネクス・ピークが実証栽培する冬イチゴ「紅ほっぺ」の収穫が本格化している。生産者のビニールハウスでは、大粒で真っ赤なイチゴが手作業で丁寧に摘み取られている。

 冬イチゴは、ネクス・ピークが町の委託を受け栽培を始め、今季で3年目。収穫は1月20日に始まった。

 ハウス内は日中は20度前後、夜間は10度以上に保たれ、甘いイチゴが実った。ただ、本来は12月上旬から中旬にかけての収穫を目指したが、昨年8月下旬の定植後に高温が続き、苗の休眠が計画より1カ月ほど遅れた。

 ネクス・ピークの片沢英幸取締役は「これまでで一番の出来」とした上で、「クリスマスまでに出荷することを目標にこれからも頑張りたい」と話す。

 今季は千キロを目標に6月ごろまで収穫する。イチゴは野菜直売所「ナナプラザ」(新町4)で1パック(300グラム)1200円前後で販売されている。(佐藤愛未)

 

【写真説明】ハウス内で収穫が進む冬イチゴ(西野正史撮影)
(2022年2月3日掲載)

 

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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