北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


初競り 活気あふれる*旭川

 旭川市内の三つの卸売市場で1月5日朝、新春恒例の初競りが行われた。各市場には威勢の良い掛け声が響き渡り、活気であふれた。

 キョクイチでは午前7時半から、関係者約100人が参加した「初セリ式」を実施。続いて水産物の初競りが行われ、ウニやアワビ、ホタテなど10種類をセットにした縁起物「一番かぎ」が、前年より5万円安い15万円で競り落とされた。

 同社の角谷靖社長は「漁獲量の減少と魚価の上昇に加えて、消費者の食に対する価値観も変わってきている。食材の加工を含め、失敗を恐れずに挑戦していきたい」と話していた。

 このほか一印旭川魚卸売市場では、ヒラメ、マダイ、タラコなど9種類入りの一番かぎが10万円で競り落とされた。丸果旭川青果卸売市場ではニラやトマトなどが競りにかけられ、比布産の千本ネギは100グラムで200円と、前年並みの価格で落札された。(伊勢裕太)

 

【写真説明】新年の縁起物が次々と競り落とされたキョクイチの初競り=5日午前7時45分(宮永春希撮影)
(2022年1月6日掲載)

 

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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