北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


今年のテーマ「未来へつなぐ」*旭川で田んぼアート(6/12)

 色とりどりの稲で巨大な絵を描く「田んぼアート」(たいせつ農協青年部などでつくる実行委主催)の田植えが6月11日、旭川市東鷹栖7線18の水田で行われた。16回目の今年は「未来へつなぐ」をテーマに旭川市と鷹栖町のキャラクターがバトンを渡す姿を表現する。

 この日は密集を避けるため午前と午後に分けて田植えを実施。照りつける太陽を背に、青年部員や地元農家ら約180人は、縦40メートル横170メートルの水田に、図案と目印を確認しながら、1株ずつ丁寧に苗を植えた。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で展望台を封鎖し、文字のみの図柄にした。今年は展望台を開放して2年ぶりの絵柄に取り組む。実行委員長の橋本雅典さん(35)は「出掛けられる場所が限られ我慢している子どもたちも、家族で田んぼアートを楽しんでほしい」と話す。

 稲の生育が順調に進めば、7月上旬から8月中旬に見ごろを迎える。(佐藤愛未)

 
【写真説明】田んぼアートの田植えに励む青年部員ら(西野正史撮影)
(2021年6月12日掲載)
 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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