北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


テント多彩 氷上キャンバス(3/17)


 
 【幌加内】上川管内幌加内町にある国内最大級の人造湖「朱鞠内湖」。結氷した湖上でのワカサギ釣りが人気で、色鮮やかなテントが立ち並ぶ。上空約300メートルからヘリで見下ろすと、白地のキャンバスに絵の具を垂らしたかのようだ。
 釣り場を管理する朱鞠内湖淡水漁協は「氷点下20度以下でも釣りをする猛者がたくさんいますよ」。湖は道内有数の寒冷地で、豪雪地。「地の利」を生かし、氷の状況により4月10日まで釣りが楽しめるという。
 上空から小さく見えるテント。子どもたちが釣果に歓声を上げる家族連れや、独り集中してアタリを待つベテラン。氷の厚さに苦労しながら期待を胸に、ドリルで釣り用の穴を開けるビギナーなど。ヘリの窓越しに、テント内の太公望たちの様子に想像が広がる。(西野正史、写真も)
 
【写真説明】結氷した朱鞠内湖に点在するワカサギ釣りのテント。100張り以上になる日もあるという=3月13日、幌加内町(本社ヘリから)
(2021年3月17日撮影)

 

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