北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


コロナ退散祈願 雪のアマビエさま*旭川・男山資料館(1/21)

 疫病退散のご利益があるとされる妖怪「アマビエ」の雪像が、酒造会社の男山(旭川)敷地内の男山酒造り資料館(永山2の7)にお目見えした。新型コロナウイルスの早期収束を願って同社の社員5人で手作りしたもので、訪れた市民らを楽しませている。

 雪像は縦2・7メートル、横5・3メートル、奥行き2・7メートルで、正面と横向きのアマビエ計2体が並んでいる。1月12日から制作を始め、ブロック状の雪をスコップやチェーンソーで削り出し、2日間で完成した。同社では毎年、資料館敷地内に大型の雪だるまを作っているが、雪を削り出して雪像を作るのは初めてという。
 例年にない雪像が登場し、スマートフォンで写真を撮っていく来場者の姿も。雪像を作った同社総務課の上西智晴さんは「丸い目がかわいく仕上がった。今年は市内で雪像を見かける機会が少ないので、アマビエ雪像で楽しんでほしい」と話す。
 雪像は同資料館の開館時間(午前9時~午後5時)内に見られる。入場無料。(山口真理絵)
 
【写真説明】男山酒造り資料館の前庭にお目見えした、社員手作りのアマビエ雪像(打田達也撮影)
(2021年1月21日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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