北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


Vol.822 福吉カフェ 旭橋本店

上川渓谷味豚(みとん)100%で作ったハンバーグ“豚(とん)バーグ”。
肉質がよくピュアな脂の甘さが強いため味付けは塩、コショウとシンプルだが充分うまい。


上川渓谷味豚(みとん)の甘さ極上ハンバーグ

豚(とん)バーグ

 

旭川を代表する観光要素の1つ旭橋と、ある意味旭川を代表する観光要素である難解交差点ロータリーの間にある「福吉カフェ」。歴史的建造物をリノベーションした味わいのある店構えに加え、この飛びきりの立地条件も後押しし、国内外を問わず観光客が足を運ぶ。もちろん料理もずば抜けたおいしさがあり、食通をも満足させる人気店である。
まずここで食べるべきは“豚(とん)バーグ(150g1,100円)”。餅米を飼料に与え育てた上川渓谷味豚(みとん)100%のハンバーグだ。素材の良さを生かすために味付けは塩、コショウと極めてシンプルなのだが脂の甘さが驚くほど強く、飲み込み終わっても甘さは広がる一方だ。この他、ご飯は食味の優れた東旭川豊田にある、「坂井ファーム」の米“ななつぼし”。自家製ドレッシングに使う旭川産“山吹酢”など、選び抜いた素材が、隅々まで手づくりする料理のおいしさを後押しする。食事の提供は11時から14時と17時から20時30分となっている。

 

 

素材にこだわりを感じるメニューばかり

 

美瑛産しゅまり小豆を使った「福居製餡所」の餡と成分無調整ミルクに抹茶が美しい層を描く“福吉らて(480円)”は筆者お薦め。寒い季節にはほうじ茶を浮かべた“福吉らてほうじ茶(480円)”をホットで楽しんでほしい。名物“トキワ焼き(つぶあん230円)”に生クリームをサンドした“つぶあんホイップ(380円)”は、生地の香ばしさと生クリームが相性抜群。
地域の優れた素材を大切に使ったおいしくて健康的な食を提供する同店に、ぜひ足を運びその魅力を実感してほしい。

 

ノスタルジーを感じる店構え

 

 

福吉カフェ 旭橋本店

旭川市常盤通2丁目1970ー1

TEL.0166-85-6014

【時間】9:00〜21:00(LO20:30)※食事提供11:00〜14:00・17:00〜20:30
【定休日】不定休
●24席●禁煙●子ども連れ歓迎●P有

 

 


ミニぐるめ君のつぶやき

飲食店が地元産をはじめ優れた食材を使うには、価格や仕入れルート、安定供給などの問題点が数多く存在するため簡単なことではない。ただ、そんな食材を使った料理を提供している中においしい店があるのは事実だ。

【ミニぐるめ君ブログ】

https://ameblo.jp/ipponmatu-umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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