北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


Vol.814 palemta(パレンタ)

厚切りだが、保存状態と下処理されていることでとても軟らかい“笹豚の厚切りポークジンジャー”。野菜が「でっかい肉だな〜」とつぶやいているように見える。


厚さ1センチを超える1枚肉の豪快ランチ

笹豚の厚切りポークジンジャー

 

「旭川デザインセンター(旧旭川家具センター)」の旧事務所をリノベーションし、カフェがオープンした。「palemta(パレンタ)」というかわいらしい名前で、市内飲食店で7年間腕を磨いた若き小西里歩シェフが腕を振るい、ソースやドレッシングなど隅々まで手作りしたおいしい料理を提供してくれる。

お薦めは日替わりメニューの“笹豚の厚切りポークジンジャー(1,500円)”。自家製ジンジャーソースが注がれた200gの豚肩ロース肉はプレートの上で存在感を誇示し、彩り豊かな素揚げ野菜がそれを見つめるように添えられている。肉を切り分けると1センチを超える厚さにも関わらず、スチームによる下処理の効果で驚くほど軟らかい。ショウガにニンニク、玉ねぎ、リンゴをすりおろしたジンジャーソースの甘さと程よい辛さが、豚肩ロース肉のうま味をさらに後押しする。飲み込み終わってから肉汁がジワジワと広がり、口の中が肉のうま味で溢れてゆくのだ。サラダのフルーティーなドレッシングも自家製。本メニューは日替わり品だが、10月4日(金)、5日(土)、6日(日)と提供してくれる。

 

 

“自家製バターカレー”

グランドメニューの“自家製バターカレー(1,000円)”はリピート率の高い人気メニュー。12時間じっくり煮込んだルーは少し辛めで、炒め玉ねぎの甘さとトマトの酸味がきいた大人の味わい。素揚げ野菜など具材は別に盛り付けられているので、そのまま食べたり、ルーに付けたりと味の変化も楽しめる。

 

 

ハイセンスにリノベーションされた店内

 

2階は同店を運営する「エフ・ドライブデザイン」のショップ&ギャラリー(旧プラン・ド・ハウス)が10月1日からオープンしている。

palemta(パレンタ)

旭川市永山2条10-1-35

TEL(0166)76-9983
【時間】カフェ10:00〜11:00・ランチ11:00〜14:30(LO)・カフェ14:30〜17:00・ディナー17:00〜20:15(LO)
【定休日】木曜日
●45席●禁煙●P有(デザインセンター駐車場共有)

 


ミニぐるめ君のつぶやき

2階のショップ&ギャラリーpalemta(旧プラン・ド・ハウス)では、今後ミニ展示会を開催していく予定だ(現在は11月30日まで「バウ工房展」を開催中)。おいしい食事を堪能した後はぜひ足を運んでみてほしい。

【ミニぐるめ君ブログ】

https://ameblo.jp/ipponmatu-umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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