北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


Vol.774 坂井ファーム

大玉トマトよりも手間が掛かる分、濃厚な甘さが楽しめるミニトマトのジュース“週末のペーパン”。「週末のようなワクワク感のあるジュースにしたかった」と寿香夫人。ラベルデザインも自身作。


ミニトマトの風味を閉じ込めた極上ジュース
週末のペーパン

 

ミニトマトで作ったトマトジュースを初めて飲んだのは、今から10年程前のことだった。目が覚めるような甘さと風味に驚いたことを覚えている。ミニトマトは大玉よりも加工に手間が掛かるらしく、そのジュースはある農家が趣味で作っているものだった。以来、旭川産の市販品が登場するのを待っていたが、今年ついに見つけることができた。

商品名は“週末のペーパン(500ml1,100円・180ml400円)”。澄み渡るような爽やかな甘さが一口目から広がり、飲むほどにフルーツに負けない甘さがあふれてゆく。作っているのは東旭川の「坂井ファーム」。稲作を中心にした農家で、ジュース作りに関わっているのが三代目農場長の坂井恵一さん(37歳)と、寿香さん(34歳)ご夫婦。もともと生食用のミニトマトを栽培していたが、その魅力的なおいしさを形に残したいと思い、ジュースにすることを決めた。加工施設はなかったので、味へのこだわりを深く理解してくれた滝川の加工施設「楽楽食品」へ委託した。パッケージデザインはグラフィックデザイナーでもある寿香さんが担当。味のよさはもちろん、野菜不足になりがちな冬にお薦めのひと品だ。購入し寝かせておくと熟成し、2月頃にはさらにおいしさが増すそうだ。

 

寒締めほうれんそうとドライトマト

「坂井ファーム」ではこの他、寒さが増すほどにおいしくなる“寒締めほうれんそう(1袋・200円)”や、ミニトマトのドライトマト“トマトのおつまみ(30g袋600円)”も販売している。直売所がないため、電話をかけてから訪ねて欲しい。

 

左端のコンテナかその隣の住宅で販売

 

坂井ファーム

旭川市東旭川町豊田11-46

TEL090-7510-8361
※直売所がないので電話をしてからお訪ねください
【時間】9:00〜17:00
【定休日】日曜日
●P有

 


ミニぐるめ君のつぶやき

 

大玉トマトで作るジュースはおいしいけれど、ミニトマトで作るとさらにおいしくなる。まだ飲んだことのない方はぜひお試しあれ。とってもフルーティーで果実のような甘さにとりこになること請け合いだ。

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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