北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

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Vol.763 鶏と創作料理 ぱたぱた

時間をかけた“低温調理”でしっとりうまい鶏むね肉と、香ばしさに辛さ、甘さ、深いコクのあるタレがたまらなくうまい“台湾式口水鶏”。これはクセになる。


低温調理の鶏むね肉と、絶品タレが心をわしづかみ
台湾式口水鶏(よだれどり)

 

“口水鶏(よだれどり)”。ネットでそんな料理を見つけた。四川料理の一種で、四川出身の文豪に「そのおいしさを想像しただけでよだれが出てしまう」と表現されたことからこの名が付けられた料理だ。提供しているのは昨年4月に東光にオープンした「鶏と創作料理ぱたぱた」。早速店へと足を運んだ。

迷わず“口水鶏(860円)”を注文した。程なく出てきたそれは、鶏むね肉のスライスがきれいに並べられ、レモンに刻みねぎ、糸唐辛子が盛り付けられている。一口いただくと鶏むね肉とは思えないほどみずみずしく、軟らかでしっとりとした口当たりをしている。低温で長時間火入れをすることで素材のうま味が閉じ込められ、しっとりとした口当たりになるのだという。

最近よく耳にする“低温調理”と呼ばれる調理技術だ。鶏肉もさることながら、しょう油ベースのタレが抜群にうまい。香ばしさや程よい辛さがコクのあるうま味に深みを与え、一口で味覚中枢をわしづかみする。店主の酒井貴規氏が台湾で料理人をしていたときに、台湾人の料理人に指導を受けたことから“台湾式”の形容が付けられた。

 

“〆の煮干しらーめん”

〆の煮干しらーめん(750円)”もいい。

アクが出ないよう沸騰させず低温で時間をかけ、煮干しのうま味をじっくり引き出したスープは、懐かしさの中に気品を感じる味わいで、素材の風味を生かすためうま味調味料は使っていない。  出来る限り手づくりに徹した「ぱたぱた」の料理は、一口で幸せな気持ちに包まれる不思議な力を秘めている気がする。

 

 カウンター席と小上がり席がある店内

 

鶏と創作料理 ぱたぱた

旭川市東光11条3丁目4-15みやこビル1階

TEL(0166)74-4056
【時間】月〜木曜日18:00〜深夜1:00、金・土曜日・祝日の前日18:00〜深夜2:00
【定休日】火曜日
●27席●小上がり有※仕切りを外せば小上がりで26席●P有

 


ミニぐるめ君のつぶやき

 

“〆の煮干しらーめん”だけを食べに来る常連客も少なくない。厨房がラーメン店の機能をしていないため、混んでいる時間帯には少々時間がかかるとのことなので予めご了承を。なので「〆の」と付いているようだ。

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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