北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


Vol.762 たいやきのかぐら

小麦粉の代わりに旭川産無農薬栽培の玄米粉を使った“無農薬玄米粉たい焼き”。全メニュー植物性素材のため、ムスリムやビーガン、ベジタリアンにもお薦めだ。


駅マルシェ限定販売のグルテンフリーたい焼き
無農薬玄米粉たい焼き

夏に自然栽培の畑や食の勉強をするため閉店していた「たいやきのかぐら」が、9月2日(日)から営業を再開した。閉店中は小豆栽培を手がけ、自家栽培した小豆であんを作るのが目標なのだという店主の松尾氏。小豆栽培のほか、新メニューの開発にも取り組んでいたそうだ。

 

たい焼きは一匹ずつ金型で焼き上げる

注目したいのが駅マルシェ(9月15日〜19日JR旭川駅で開催※8日から期間中は店舗休み)限定の新メニュー“無農薬玄米粉たい焼き”(300円)だ。
お子さんが小麦アレルギーのため、自家用に裏メニューとして作っていたグルテンフリーのたい焼きをアレンジしたという。小麦粉の代わりに使うのは旭川産無農薬ゆきひかり玄米粉で、パリパリとした食感と米の甘さが特徴。小麦粉ほどの香ばしさはないが、自家製あんのおいしさがそれを補って余りある。そんなあんの材料は美瑛産小豆に、鹿児島県喜界島産きび粗糖、フランス産ゲランドの塩を使うこだわり。さらに玄米粉生地のふくらし粉には内モンゴル産天然重曹を使い、金型に塗る油はオーストラリア産の非遺伝子組換え・無農薬栽培された圧搾製法の菜種油など、健康面や安全面にも配慮した食材選びをしている。
店舗販売は通常メニューの“こだわりのたい焼き”(180円)をはじめ、冬季限定の“餅入りたい焼き”(230円)や、12月限定の“焼きリンゴ入りたい焼き”(230円)もお薦め。不定期だが“全粒粉オーガニックたい焼き”(250円)も好評。

注文を受けてから焼き上げているが、全メニュー冷凍での地方発送も対応。原材料や販売日など詳細はHPに掲載している。

冷凍で地方発送も対応可能

 

たいやきのかぐら

旭川市神楽5条4丁目1-2

TEL(0166)63-7015
【時間】11:00〜18:00※あんが無くなり次第終了
【期間】2018年9月2日〜2019年6月中旬
【定休日】第2・第4土・日、他不定休有
※9月8日〜19日は駅マルシェ出店のため休み
●子ども連れ歓迎●テイクアウト●P有

https://taiyakinokagura.com/

 


ミニぐるめ君のつぶやき

 

松尾氏の食材選びと言おうか、食材探しと言おうか、いつも頭が下がる思いだ。そして完成したたい焼きのおいしいことおいしいこと。そんなたい焼きを求めて、小銭を握りしめた子どもたちが次々に来店している。

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


GO TOP