北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


Vol.734 トマトパスタにチーズとバジルをプラス トマトソースとモッツァレラの生パスタ

“トマトソースとモッツァレラの生パスタ(前)”と、“パスタボロネーゼ(後)”。どちらもみずみずしい口当たりと生パスタの風味を感じる極上の仕上がり。

OrGy-PorGy

(オージーポージー)

 

レコードプレーヤーから懐かしい70年代の洋楽や邦楽が流れる「OrGy-PorGy(オージーポージー)」。DJでもある谷脇慎太郎オーナーが自らリノベーションした店内は少し無骨、そして何とも居心地がいい。料理担当は東京の飲食店で修業を積んだ鈴木吉行さんで、心奪われる味わいが魅力。

お薦めは“トマトソースとモッツァレラの生パスタ”(800円)。注文を受けてから仕上げる生パスタにはモッチリとした魅力的な食感がある。ホールトマトを使ったソースはナチュラルな味わいで、これだけでも十分満足出来るのだが、鈴木さんの料理はこれで終わらない。自家製のバジルソースと、ちぎった国産モッツァレラチーズ、イタリア産グラナパダーノパウダーを散りばめたマルゲリータピッツァ風味で仕上げられているのだ。食べる箇所で味が変わるため、ひと皿の中で複数の料理を味わっているような楽しさがある。後味も格別。

道産牛100%の自家製ミートのうま味が後を引く“パスタボロネーゼ”(900円)も風味豊かな生パスタ仕立て。

リンゴとハチミツの自然な甘さに、香辛料と香味野菜の風味が調和した辛さ控えめな欧風“ビーフカレー”(1,000円)も期待を裏切らない。盛りつけの美しさはため息が出る。

焙煎したての豆を挽き立てで提供する“スペシャルティコーヒー”(400円)も心に染み渡る味わい。

若者は時間を忘れに、70年代に青春を送った方は青春を思い出しに、「OrGy-PorGy」の扉を開けてみてはいかが。

OrGy-PorGy

(オージーポージー)

旭川市3条通14丁目335-3(銀座商店街)

TEL 090-6260-4329
【時間】11:30〜20:30【定休日】不定休※2月17日ランチのみ、18日臨時休業●10席●P無


ミニぐるめ君のつぶやき

銀座商店街が最近熱い。中でも「OrGy-PorGy」は若者を集客する実力がある。にも関わらず、年配の客が目に付く。その理由はとりもなおさず70年代のレコードにあるようだ。本当に居心地がいい。

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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