北極星
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佐藤隆政(東川・不動産会社経営)*数字の間違い 正す勇気
私は小学3年生くらいから、姉の影響でそろばんを始めました。田舎ということもあり、他には近くの山の畑でスキーをして遊ぶくらいしかありませんでした。長くは続きませんでしたが、自称3級程度の腕前になりました。
その後成長し、就職時期だった昭和50年当時は、就職先を選ぶのが大変な時期でした。そろばんの経験があったことと、長男ということもあり、地元に戻って金融機関に入りました。「数字は当たって当たり前」ということを身体にたたき込まれ、法律に基づいた仕事の基本を身に付けました。
そうした経験から、いろいろな組織からよく会計と会計監査を頼まれました。一般的には、こうしたことが得意分野という人はあまり多くいません。銀行マンの間違いはご法度でありますので、かなり時間をかけて慎重に行いました。
数字はその組織の経営内容や業務内容と結びつくものです。間違いが多いのでかなり厳しく指摘してきました。その原因は、組織内の人間関係を重視するあまり、間違いを指摘する勇気が無い、村社会に陥ってしまっていることではないかと感じます。
新年度を迎え、これから総会の時期になってきます。(北海道財務局が昨年に業務改善命令を出した)苫小牧信用金庫などのようになる前に、勇気を持って対応したいものです。
(2026年4月20日掲載)
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