北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


雄大な景色眺め快走*びえい宮様国際スキーマラソン*「緩い追い風 気持ち良く」


 【美瑛】町内の特設コースで2月16日開かれた「第48回丘のまちびえい宮様国際スキーマラソン」(町、北海道新聞社などの組織委主催)には、道内外から362人の参加者が集まり、真っ白に染まった丘陵地帯の雄大な景色の中を快走した。

 今年は、雪不足でコースを5キロ短縮した宮様コース(20キロ)に280人、クロスカントリースキーコース(8キロ)に27人、歩くスキーコース(同)に55人が出走した。

 ゴール地点の町スポーツセンターに選手が姿を現すと、観客から「がんばれー」「もうちょっとだぞ」と歓声が上がった。

 クロスカントリースキーコース男子で優勝した東神楽中1年の川村陽斗さん(13)は「終盤はフォームが崩れてペースが乱れたけど、気合で滑りきった。優勝できてうれしい」と喜びを語った。

 会場では、温かい美瑛牛乳や甘酒のほか、チョコバナナや大福などの甘味が提供され、滑走を終えた選手をねぎらった。

 宮様コース一般男子60歳以上の部に出場した美瑛町の自営業稲田茂さん(67)は「緩い追い風で、気持ち良く走った。甘酒もおいしく、体が温まった」と顔をほころばせた。(渡辺愛梨)
 
【写真説明】美瑛川に沿って、真っ白に染まったコースを滑る参加者ら(熊谷洸太撮影)

(2025年02月17日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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