北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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道北企業探訪


ななかまど編集部が行く!道北企業探訪 アクサ損害保険株式会社 旭川センター

プロフィール
アクサ損害保険株式会社 旭川センター
旭川センター長 小室 洋一さん

1976年生まれ、埼玉県和光市出身。大学卒業後、交通会社に入社。総合職として自社車両の保険を担当したことから保険の仕事に興味を持ち、28歳でアクサ損害保険に転職。国内拠点の異動を重ねて2020年11月に旭川へ。

 

お客さまにも働き手にも安心を届ける保険会社の一大拠点へ


 
「コンタクトセンター」はどのような機能を持つのか、教えてください。

当社はフランス生まれの保険・資産運用グループの日本法人として東京に本社を置き、旭川を含め国内に3つの大きな拠点を構えています。旭川センターは福井県、高知県に次いで2013年に設けられた拠点です。インターネットや電話などを通した全国のお客さまからの保険に関する各種お問合せに対し、カスタマーアドバイザー(以下、CA)が対応しています。

 

具体的にはどのようなお問い合わせがありますか。
例えば自動車保険だと、保険料の見積りや新規契約、契約の更新などの相談があります。CAがお客さまとの会話をする中で、息子さんが運転免許を取ったという話題があれば“運転者限定”と“年齢条件”の見直しをお薦めするなど、1人ひとりのニーズを把握し、気付かれていなかったリスクに対してベストな保険サービスをご案内するという流れです。「こんなに説明してくれるコンタクトセンターはない」と感謝されることが多いですね。

 

CAの仕事は、お客さまとのコミュニケーションが何より重要
 

CAの皆さんは全員が正社員で、現地採用とお聞きしました。
旭川は北海道第二の人口を有する都市で、人材確保の上で大都市に引けを取らない魅力があります。拠点を構える上では、市の企業誘致条件が良かったことに加え、人材の点も判断材料になったと思います。現在は男性15人、女性25人の計40人が勤務していますが、今後も採用を続け、規模を拡大していきたいです。

 

こうした地方都市で大手企業の正社員になれるというのは魅力的ですね。
大手であるかどうかは別としても、働く上で魅力ある職場でありたいと常に考えています。在宅勤務とオフィス勤務を選択できたり、フレックス制を導入したりしているほか、メンター制度も採り入れ、新入社員のサポートにも力を入れているところです。こうした点が評価され、昨年「旭川市ワーク・ライフ・バランス推進事業者表彰」を受けることができました。さらに、社員一人ひとりにコンタクトセンターの現状や不満などを聞き、より良くなるための方法や理想、個人の目標を達成するため、会社とともに行動していく「旭川カルチャートランスフォーメーション(ACT)」というプロジェクトを実施しています。

 

 

地域貢献にも積極的に取り組まれている印象です。
旭川市彫刻美術館の館長の指導を受けて、銅像の清掃を行っています。他では、「OriHime(オリヒメ)」という遠隔操作型の分身ロボットを使って、入院中の子どもたちへ絵本の読み聞かせやお買い物体験をプレゼントするリモート交流会を実施し、親御さんからも大変喜んでいただきました。

 

最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。
自動車は社会のインフラと言って良い時代であり、そこにかかる保険は生活に欠かせないパートナーと言えます。若い方を含めより多くの方がアクサに興味を持って、ここで今後のキャリアを築きたいと思ってもらえる会社にしていければと考えています。私自身がそうだったように、ぜひこの会社で自己実現を達成してほしいです。


在宅勤務とオフィス勤務が選べ、環境の良さが伺える職場

 


業務はチーム制で運営。問題や情報の共有が徹底されている

 


昨年は9月22日と24日に7条緑道で清掃活動を実施

 


旭川医科大学病院小児科の子どもたちへオリジナル絵本の読み聞かせ

 

 

[取材協力]
アクサ損害保険株式会社 旭川センター
旭川市5条通9丁目左1号
ベストアメニティ旭川ビル 12F
0166-30-1022

1998年にアクサの日本法人として設立された「ダイレクト」型損害保険会社。自動車保険、バイク保険、ペット保険などお客さまのニーズに合った商品やサービスを展開する。
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※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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