北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


白カブ 春の輝き*比布で出荷 (4/23)


 【比布】白カブの出荷作業が4月22日、町内南1線の菅原農産で始まった。上川管内で最も早い出荷といい、つややかに輝く真っ白なカブが春の訪れを告げている。
 白カブは2月中旬に種をまき、ビニールハウス4棟で栽培した「玉里」。収穫したカブの土を丁寧に洗い落としてから、選別作業を行った。同農場の白カブは「きれいなものを届けたい」と先端のひげを切って出荷するのが特徴だ。
 雪解けが早く天候にも恵まれたため、大きさは例年通りの10センチ前後が中心。春の日差しを受けて育った白カブは、柔らかく甘みも十分だ。菅原勝美社長(55)は「皮をむかず葉と一緒に浅漬けにして食べるのがおすすめ。白カブ本来のみずみずしさや甘みを味わってほしい」と話す。
 作業は30日まで続き、約3万個を出荷する。旭川市内のスーパーを中心に1束300円前後で販売される。(佐藤愛未)
 
【写真説明】丁寧に土が洗い落とされてみずみずしく輝く白カブ(宮永春希撮影)
(2021年4月23日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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