北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


vol.872 ぶたバル すぎもとキッチン

ブロック状のロース肉を低温調理することでふんわりとした軟らかな食感が生まれる“ポークソテー”。注文を受けてから切り分けるのでみずみずしさも十分。

 

 

低温調理で豚ロース肉をしっとり軟らかに

ポークステーキ

 

 西神楽で養豚業を営む「すぎもとファーム」の上質な豚肉を使った料理を提供していた「ぶたバル すぎもとキッチン」。今年8月諸事情により閉店したのだが、東旭川の農家「坂井ファーム」が母体となる「株式会社SAN(サン)」が経営者となり、翌月の9月に新規オープンした。料理担当は「雪の美術館」のレストランで腕を磨いた押切和也店長。毎日数百人の観光客に料理を提供していた環境から数十人の顧客を対応する同店に移り、今まで以上に丁寧な手作り料理が提供できるようになったという。

 

 店長お薦めは“ポークステーキ和風クリームソース(パン又はライス、サラダ付・1,100円)”。豚肉のステーキは固い印象があるが食べてみると驚くほど柔らかく、肉のうま味があふれている。ブロック状のロース肉をオーブンで1時間以上かけ低温調理していることで軟らかさが保たれているのだという。しょうゆベースのクリームソースもいい。サラダのドレッシングも手作りで、フレッシュなリンゴやオレンジを使った酸味が弾ける。パンかライスを選べるが、ライスは「坂井ファーム」の“ゆめぴりか”で、味わい深い美食米だ。5kg2,000円で販売されており、アルコールのご注文で1食分プレゼントの特典も。“ふわふわプディングエスプーマパフェ(550円)”など、デザートもお薦め。

 

パフェなどデザートも多彩

 

 他には“ハンバーグ弁当(980円)”などテイクアウトメニューも複数あり、隅々まで手作りの“年末オードブル(3~4人前・8,000円)”も予約受付中。コロナ予防対策はテーブル席の間にパーティションを設置するほかマスク着用、消毒液など対応。

 

大きな窓ガラスが目印

 

ぶたバル すぎもとキッチン

旭川市緑が丘3条3丁目1-11 3丁目プラザ 1F

TEL(0166)65-0247
【時間】11:00~21:00(20:00LO)
【休み】12月30日~1月5日
●共有駐車場有●禁煙●子供イス有●お子様連れ歓迎
※マスク着用


ミニぐるめ君のつぶやき

農家が経営する飲食店が最近色んな地方で増えてきた。しかも使う食材へのこだわりも深い店が多い。「坂井ファーム」は米もおいしいが、ミニトマトで作るジュース(180ml・450円)も極上で、どちらも店内で販売中だ。

【ミニぐるめ君ブログ】

https://ameblo.jp/ipponmatu-umare

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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