北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


vol.870 創作おでん焼き鳥 匠(たくみ)

鶏肉から野菜まで個性豊かな料理が並ぶ焼き鳥プレート(中央)と、京風出汁のおでん(左)に、和と洋がコラボレートした創作おでん2種(奥中央・右)

 

 

目にもおいしい、おでんと焼き鳥の新境地

創作おでん・焼き鳥

 

 またすごい店を見つけてしまった。コロナ禍で苦しい営業を強いられているサンロク街に8月にオープンし、早くも人気に火が着いてきた「創作おでん焼き鳥 匠(たくみ)」だ。メニューはおでんと焼き鳥があり、それぞれスタンダードメニューと個性的な創作メニューで構成されている。

 

 おでんの出汁は利尻昆布とカツオを使った優しい京風。出汁があふれ出る“大根(242円)”や、利尻昆布を巻いた風味豊かな“昆布(220円)”など、スタンダードメニューだけでも十分おいしいが、和・洋を融合させた創作おでんも是非堪能してほしい。“牛舌デミグラスソース(1,430円)”はおでん出汁ベースのデミグラスソースがサラリと軽やかで、厚切りの牛タンは箸でハラリと切り分けられるほど柔らか。おでん出汁がベースの“はまぐりクラムチャウダー(748円)”や、厚岸のブランド牡蠣「マルエモン」を使った“かきクラムチャウダー(時価)”は貝の鮮度を実感。

 

 焼き鳥も見事。知床どりの生を使った“手羽先(264円)”はジューシーで、食べやすく開いて焼かれているのが特徴。西神楽のブランド豚“すぎもとファーム豚(264円)”は珍しいみそダレで、刻みミョウガが味にアクセントを与える。創作焼き鳥も個性的だ。“茄子雲丹チーズ(253円)”や“ポワロネギ田楽(253円)”など、どれも印象的なおいしさ。土鍋ご飯に焼き鳥とフォアグラ、削り立てのトリュフを散らした“鶏とフォアグラとトリュフの玉子かけご飯(2,178円)”は無二の絶品料理。

 

卵かけご飯“大分県産蘭王たまご”

 

 個室も複数あるのでコロナ対策にもお薦めだ。
 

オシャレなカウンター席

 

 

創作おでん焼き鳥 匠(たくみ)

旭川市3条通7丁目 bieLuビル2F

TEL(0166)74-7701
【時間】17:00~23:00(料理LO22:30、ドリンクLO22:30)
【休み】日曜日
●30席●個室●小上がり有●禁煙
※入店時マスク着用

 

 


ミニぐるめ君のつぶやき

おいしい料理を提供すればお客様が来るとは限らないコロナ禍。ここ数ヶ月新規オープンした店は、感染予防対策として個室を多く持つ傾向がある。知恵を出し合って共に疫病流行を乗り切っていきたいと思う。

【ミニぐるめ君ブログ】

https://ameblo.jp/ipponmatu-umare

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


GO TOP