北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


Vol. 860 旭川公園ゲストハウス・カフェ

奇をてらわない家庭料理を揃えた“軽食セット”は管理人の松本さんご家族で「普段食べているもの」がテーマ。グラノーラとスープなど洋食の日もある。

 

旭川の魅力を自然体で伝える手作りランチ

軽食セット

 

 旭川の魅力は地元の住人よりも移住者の方がよく理解しているものだ。永山の宿泊施設「旭川公園ゲストハウス」もその一つで、地元の優れた食材を幅広く使っている。管理人の松本浩司さんは愛知県の元新聞記者で、高校時代には個人で計画した道東を巡る卒業旅行に同級生32人を引率したほどの北海道好き。高い意識で暮らしている生活者や質の高い食に恵まれている旭川の環境が気に入り、脱サラして昨年9月にオープンさせた。

 

 宿泊者向けの食事は季節の地域食材を使い「私たちが普段食べているもの」をテーマに、健康的な家庭料理を自然体で提供している。一般客が利用できるランチ“軽食セット”もテーマは同じで、ドリンク(150円~)やパフェ風スイーツと一緒の注文で400円で味わうことができる。取材日のメニューは「上森米穀店」が独自ブレンドした雑穀米のご飯に、「屯田の里」の“屯田味噌”を使ったみそ汁、“ラーメン味噌”で炒めたナスとピーマンをはじめご近所野菜の料理が並ぶ。さらに「坂井ファーム」のミニトマトのマリネ、「あんふぁん自然卵農園」の平飼い鶏の生卵が揃う。そのどれもが人を思いやるようなやさしい味わいで、料理担当で笑顔が絶えない茜夫人の人への思いやりが染みこんでいる気がする。

 

 スイーツの“ギリシャとミソグラ(600円、ドリンクや軽食の注文で500円)”もいい。みそ味のグラノーラや自家製ギリシャヨーグルトなど、健康的な自家製素材がふんだんに使われている。

 

パフェ風スイーツ“ギリシャとミソグラ”

 

 人と人とのつながりを大切にしている「旭川公園ゲストハウス」へ、旭川の魅力を再確認しにぜひ足を運んでほしい。

 

居心地の良いナチュラルな店内

 

 

旭川公園ゲストハウス・カフェ

旭川市永山1条24丁目2-4

 

TEL 090-6664-4141
【カフェ時間】11:00~16:00
【カフェ定休日】日・月曜日
●6席●禁煙

 

 


ミニぐるめ君のつぶやき

「私たちが普段食べているもの」をテーマにした“軽食セット”だが、どれだけの日本人が健康的な手作り料理を日々食べられているのだろうか。ひとまず「旭川公園ゲストハウス」の“軽食セット”でシアワセになってほしい。

【ミニぐるめ君ブログ】

https://ameblo.jp/ipponmatu-umare

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


GO TOP