北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


Vol.841 鮨 おくの

熟成、煮きり、漬け、隠し包丁、昆布締めなど様々な技術を駆使した握りの数々。カウンターで「熟成ってなんですか?」と尋ねながら食べる時間も楽しいものだ。


旬の握りと酒肴(しゅこう)を楽しむ滝川の名店

おまかせコース

 

 滝川市に極上の握りが味わえる寿司屋がある。中心部の商店街に店を構える「鮨 おくの」だ。店主で寿司職人の奥野恒康さんは、札幌の名店や滝川にある父の寿司屋で修業を積み、2015年に独立しこの店を構えた。ネタを寝かせてうま味を深める熟成握りも提供するため血抜きには特にこだわり、徳島や宮崎、札幌などの腕利きの鮮魚店から上質な鮮魚を取り寄せている。

 


“ホタルイカの黄身酢和え”

 

 メニューはお料理4種、お椀、握り8貫の“5,500円おまかせコース(税込6,050円)”と、2日前の予約が必要な“7,500円おまかせコース(税込8,250円)”。さらにお好み握り(1貫330円~)、酒肴(550円~)が揃う。カウンターに座り“5,500円おまかせコース”をお願いした。握りは全て下味が付けられているため、手元にしょうゆ皿はない。“本マグロ赤身の漬け”は握る直前で“漬け”にしているため塩気で身が固くなることもなく、しょうゆの塩味がマグロの甘さを際立たせてくれる。柚子香る酢と昆布のうま味を添えた“春子(カスゴ)鯛”は、煮きりしょうゆの塩味も手伝い、うま味がガツンと広がってゆく。シャリとネタの歯触りを整えた隠し包丁も見事だ。細かな飾り包丁が美しい“真イカ”は特製のタレを一塗りした熟成握り。口に含むとイカがハラハラと溶けてゆく。こんなイカは食べたことがない。握りは語っていると切りがない。酒肴も見事。酢みそならぬ、卵の黄身と酢で味付けした今が旬のホタルイカは、上品でまろやかな味わい。握りはもちろんテイクアウトも可能。

 

“ぜひカウンター席に座ってほしいと店主”
 

 「お寿司に慣れていない方も、安心してカウンターで楽しんでください」とご主人。握りと同様に人柄も極上だった。

 
 

鮨 おくの

北海道滝川市栄町3丁目4-5

TEL(0125)24-1818
【時間】18:00~23:00
【定休日】日曜日
●13席●禁煙●P有
 

 


ミニぐるめ君のつぶやき

昔の寿司屋のご主人は怖かった。こだわりが深いだけに「鮨 おくの」のご主人も怖かったらどうしようと警戒していたと、親しくなってからそんな話をしたら「お互い様です」とご主人。確かに風貌怪しいミニぐるめ君でした。

【ミニぐるめ君ブログ】

https://ameblo.jp/ipponmatu-umare

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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