北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

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Vol.832 居酒屋琉球祭 古酒屋(くーすーや)

沖縄から取り寄せた麺とカマボコが使われた“沖縄そば”。沖縄で堪能したあの味を、1年中楽しめるのが「古酒屋」の大きな魅力だ。


沖縄の青い空と海が目に浮かぶ本場の味を再現

沖縄そば

 

雪が少なく暖冬と称される今年の冬だが、あくまでも例年比の話であり、寒いことに変わりはない。「春が待ち遠しく、夏が恋しい」と思ったらぜひ足を運んでほしい店がある。沖縄料理専門店の「古酒屋(くーすーや)」だ。沖縄旅行を経験した方であれば一口食べただけであの青い空が思い浮かぶ、そんな料理が取り揃えられている。

中でも“沖縄そば(600円)”は見事なまでに沖縄が詰まっている。とにかくスープがうまい。カツオと昆布の合わせダシと豚骨のうま味が競い合う沖縄そば独特のスープを、沖縄の塩“シママース”が味に締まりを与え、飲むほどに味わい深く、心に染み込むようにおいしさが広がってゆく。ゴワリとした口当たりの麺や、しっとりしたカマボコを沖縄から取り寄せるこだわりもいい。自家製という三枚肉も本場に負けない味わい。「沖縄を忠実に再現しました」と語る篠原オーナーは、毎年何度も沖縄に足を運び、沖縄料理や伝統芸能のエイサーを学びながら交流を続ける、沖縄をこよなく愛す料理人。

 

香ばしさが魅力の“もずくの天ぷら”

 

同じく沖縄から取り寄せた“海ぶどう(550円)”や、“ゴーヤチャンプル(770円)”も期待を裏切らない。泡盛やオリオンビールも揃う。あぐー豚のしゃぶしゃぶコース(3,800円〜)もある。
“もずくのてんぷら(550円)”だけはすり身をプラスしたオリジナルだが、すり身の香ばしさは有りだ。
週末にはエイサーのライブが開催されているほか、タイミングがいいと沖縄出身アーティストのライブも楽しめる。

 

沖縄を連想させる店内

 

 

居酒屋琉球祭 古酒屋(くーすーや)

旭川市4条通7丁目4・7ビル1F

TEL.0166-29-0310

【時間】17:30〜2:00(LO1:00)
【定休日】無休
●50席(個室1室・小上がり有)●車いす可●お子さま連れ歓迎

 

 


ミニぐるめ君のつぶやき

11月に沖縄旅行をしたことがある。雪の旭川に戻った瞬間「沖縄ロス」に襲われた。悩んだあげく「古酒屋」へ行き沖縄そばを注文し、一口食べた瞬間心が満たされたのを覚えている。冬は「古酒屋」で乗り切られると知った。

【ミニぐるめ君ブログ】

https://ameblo.jp/ipponmatu-umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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