北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

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Vol.788 (株)キセキ・コンダクトカンパニー

東川町産有機栽培トマトと国産唐辛子を発酵させた辛味調味料“有機トマスコ”。辛さはほどほどで、トマトの風味があるため辛さだけではない味の変化が楽しめる。


東川町産有機栽培トマトから生まれた発酵辛味調味料
有機トマスコ

 

“有機トマスコ”。聞き慣れない名前だが、その名の通り有機栽培したトマトで作ったタバスコだ。製造者は「(株)キセキ・コンダクトカンパニー」。親会社の「花本建設(株)」は土木工事で大量に出てきた自然木をたい肥化してミミズに食べさせ、そのふんで有機肥料“ミミズッチ”を作っている会社だ。当初はその有機肥料を販売しているだけだったが、品質の良さをPRするため自社菜園で“ミミズッチ”を使ってトマトを栽培。収穫した有機栽培トマトは食味が良く、夏季シーズンには東川町の道の駅「道草館」で販売されている。“有機トマスコ(60g・729円)”は、その有機栽培トマトに国産唐辛子と道立総合研究機構食品加工研究センター(江別市)の特許菌株「HOKKAIDO株」を原材料とし加工した発酵辛味調味料だ。

 

有機栽培で育てられたトマトのみで作られた「有機輝赤トマトジュース」

使い方はタバスコやラー油のようにお好みで。トマトを使っているだけにピザとの相性は間違いなし。冷ややっこにしょうゆと一緒に少量添えたり、ギョーザのラー油代わりに使ったり、みそ風味のなべ物やザンギに数滴垂らすのもいい。まろやかなトマトの風味をまとった辛味が、料理に花をそえてくれる。

有機栽培されたトマトは、夏季シーズンに収穫したてをその日のうちに煮詰めて“有機輝赤(きせき)トマトジュース(720ml・1,296円)”にも加工されている。塩も無添加の100%完熟トマトだけを搾ったジュースだ。

どちらも道の駅ひがしかわ「道草館」で販売されている。“有機輝赤トマトジュース”と“有機トマスコ”の贈答セットは同社ホームページで購入可能。

 

道の駅ひがしかわ「道草館」で購入可能

 

 

 

(株)キセキ・コンダクトカンパニー

本社/旭川市7条通15丁目71-13花本建設㈱内

TEL(0166)74-3082
【時間】9:00〜17:00
【定休日】土・日曜日、祝日
東川ファーム/東川町東9号南9番地

http://kiseki-cc.com/

 


ミニぐるめ君のつぶやき

“有機トマスコ”をピザにかけて食べたとき衝撃が走った。辛さはほどほどで、奥深い風味とおいしさが感じられた。おそらくトマトに含まれる豊富なグルタミン酸の力だろう。イノシン酸が豊富な魚との相性も悪くないはずだ。

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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