北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

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Vol.783 とり直

「旭川名物新子焼きの会」が全国に売り出している旭川のソウルフード“新子焼き”。このジューシーな味わいを若い旭川市民にももっと知ってもらいたい。


若鶏の半身を焼き上げるジューシー焼き鳥
新子焼き

 

戦後の旭川で誕生した“新子焼き”。
若鶏の半身を炭焼きした焼き鳥で、観光客の人気がジワジワと上がってきている。大きな焼き鳥にかぶりつくダイナミックさと、大きな肉のまま焼き上げるためうま味が閉じ込められ、ジューシーさが際立つことが人気の秘訣だ。

神楽岡の住宅街で人気の焼き鳥屋「とり直」の提供する“新子焼き(1,200円)”は、特におすすめのひと品。
使われている鶏肉は処理したてで一度も冷凍していない新鮮な伊達産の鶏。その半身肉を炭火で20分ほどかけてじっくりと焼き上げる。味付けは塩とタレから選ぶことができる。

おすすめはタレ。角のないまろやかなしょう油ベースで、飽きの来ないほどよい甘さが鶏肉のうま味を引き出してくれる。ムネ肉はサッパリとした淡白な味なので、タレをタップリ付けて食べるのがいい。
モモ肉は特に脂が乗ってジューシーなので、タレは控えめでも十分美味しく味わえる。手羽の脂もパンチがある。尻尾の付け根の肉ポンポチはモッチリとした歯触り。一人で食べられるボリュームではあるが、親しい仲間とシェアしながら食べるのも楽しい。

半熟キンカンがトロリとする“生もつ串”

「とり直」の塩もこだわりが深い。焼く前の鶏肉にモンゴル岩塩を振り、海塩に昆布とシイタケのうま味を加えた粗塩を仕上げに使う。鶏もつをトロリとした半熟キンカンが包み込む“生もつ串(2本320円)”もおすすめ。

人気店ゆえ、開店と同時に満員になることも少なくない。ぜひ予約をして、「とり直」のうまい焼き鳥をじっくり味わって欲しい。

開店と同時に満席になることも少なくない人気店ゆえ、早めの来店か電話予約をお薦めする。

 

 

カウンターの居心地は格別

 

とり直

旭川市神楽岡15条4丁目3-6

TEL(0166)66-0917
【時間】17:00~深夜1:00
【定休日】火曜日
●22席●小上がり有●P有

 


ミニぐるめ君のつぶやき

数年前、“新子焼き”を提供する飲食店が集まり「旭川名物新子焼きの会」が発足した。「とり直」もそのメンバーの一人として“新子焼き”の盛り上がりに努めている。“新子焼き”未体験の方は、ぜひ「とり直」でご賞味を。

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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